
麻痺側の上肢の挙上で、肩関節に痛みが出現し制限が強い方。
アプローチの際に「脳梗塞の後遺症」「運動麻痺のある上肢」と、名前の付けられた範囲に捉われがちです。
保険下の訪問リハビリセラピストも「痛みがない範囲でマッサージ」をするだけとご本人からも。
普段は川平法による麻痺側へのアプローチを行っていますが、今回は非麻痺側へアプローチしました。
痛みがあるのは右肩ですが、右肩を動かす際に動く筋は右肩周辺だけではありません。
また、罹患後から廃用により各所筋力低下もあります。
「麻痺を治す」のではなく「動ける体づくり」と広くみれば、見るべきポイントはたくさんあります。
今回は非麻痺側の大腿直筋と内腹斜筋のアクティベーションにより、動きや可動域が改善しました。
正しく評価ができれば3分程度で起こせる変化です。


